【落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナー】レビュー|襟袖汚れに強いセスキの使い方と注意点を解説

ワイシャツの襟や袖の黒ずみ、毎回洗ってもすっきり落ちない・・・。

その原因は、汗や皮脂が時間をかけて酸化し、生地にこびりつくためです。

そんな酸性汚れを中和して落とすのが、ダイソーの『落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナー』。

この記事では、襟・袖汚れに対してセスキがどう働くのか、正しい使い方と注意点をわかりやすく解説します。

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「落ち落ちVシリーズ」は汚れのタイプ別に4種類展開されています。

落ち落ちV全4種類の違いをまとめて知りたい方は → 【2025年最新・永久保存版】落ち落ちVシリーズ徹底比較レビュー

この記事では【セスキ+アルカリ電解水】を紹介しますが、他のタイプも比較したい方はこちら。

① この商品が向いている人/向かない人

向いている人

  • 襟・袖の皮脂汚れや黄ばみをナチュラル成分で落としたい人

  • 強い洗剤を避けたいが、重曹よりしっかり落としたい人

  • 油汚れ・皮脂汚れを“スプレーして拭くだけ”で手軽に落としたい人

  • 100円でコスパの良いアルカリクリーナーを探している人


向かない人

  • 焦げ付きや頑固な油汚れを一度で落としたい人

  • アルミ・真鍮など金属素材の掃除に使いたい人


落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナーは、皮脂や油を「中和して浮かせる」弱アルカリ洗浄の代表格。

日常の襟・袖ケアからキッチンまで、“ちょうどよい洗浄力”で暮らしを整える万能タイプです。

② 公式スペックと特徴まとめ

【落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナー】レビュー|襟袖汚れに強いセスキの使い方と注意点を解説

項目 内容
名称 落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナー
内容量 280mL
成分 セスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水
界面活性剤 不使用
香料・着色料 無添加
原産国 日本
価格 100円(税込110円)
主な用途 換気扇やグリルまわり、家電表面、衣類のえり・そでなどに付いた油汚れや皮脂汚れを落とすためのアルカリ性クリーナーです。

特徴の要点

    • 油・皮脂など酸性汚れを中和し、軽い力で落とす

    • 界面活性剤・香料不使用で衣類にも安心

    • 重曹よりアルカリ度が高く、より高い洗浄力

③ 使える場所・適した用途

  • ワイシャツや制服の襟・袖の皮脂汚れ

  • 枕カバー・シーツなどの寝具まわりの黄ばみ

  • コンロ・換気扇などのキッチン油汚れ

  • ドアノブ・スイッチ類の手あか汚れ

  • 家電外装・リモコンなどの皮脂除去

 

使用手順:

  1. 襟・袖に直接スプレーして数分放置
  2. 軽く揉み洗い or 布で叩くように拭き取る
  3. 水洗い or 乾いた布で仕上げ

💡 皮脂汚れには“放置時間”がポイント。

アルカリが油分をゆるめる時間をとることで、汚れが浮き上がります。

④ メリット

  1. 皮脂汚れに強い中性〜弱アルカリ設計
    セスキ炭酸ソーダとアルカリ電解水のW効果で、酸性の皮脂を中和。黄ばみの原因を根から分解。

  2. 界面活性剤不使用で衣類にも安心
    泡立たずすすぎやすい。赤ちゃん服や肌着にも使えるやさしさ。

  3. 布にも家電にも使える汎用性
    衣類、キッチン、家電と幅広く活躍。スプレー1本で家中を清潔に。

  4. 100円でこの洗浄力は圧倒的コスパ
    一般的なセスキ水スプレー(300〜400円)とほぼ同等の洗浄力。

  5. においが残らず、手肌にやさしい
    無香料・無着色で、掃除後のにおい残りがない。

⑤ デメリット

  1. アルミや真鍮には使用NG
    アルカリで酸化・変色するため、金属パーツは避ける。

  2. 頑固な焦げ付きや油だまりには不向き
    中程度までの汚れ向け。強アルカリや専用洗剤が必要。

  3. 放置しすぎると白残りが出ることも
    布や家具表面では、乾く前に拭き取るのが鉄則。

  4. 皮脂汚れには“時間”が必要
    すぐに拭くより、数分放置で汚れを浮かせてから落とすと効果的。

⑥ セリア・キャンドゥとの比較

項目 【ダイソー】落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水 【セリア】セスキ水スプレー 【キャンドゥ】セスキ炭酸ソーダ液
成分 セスキ炭酸ソーダ+アルカリ電解水 セスキ炭酸ソーダ+水 セスキ炭酸ソーダ+除菌剤
液性 アルカリ性(pH11〜12) 弱アルカリ性(pH9〜10) アルカリ性(pH11)
洗浄力 ◎ 油・皮脂に強い ○ 軽い汚れ中心 ○ 消臭寄り
安全性
コスパ

ダイソー版はアルカリ電解水配合でpHが高め。皮脂・油汚れの分解力がワンランク上。

衣類の襟袖ケアだけでなく、キッチン油汚れまでカバーできる万能バランス型です。

⑦ 成分・構造から見る効果の仕組み

セスキ炭酸ソーダ(Na₂CO₃·NaHCO₃)は弱アルカリ性の塩で、油や皮脂のような酸性汚れを中和・乳化して落とします。

アルカリ電解水はpH12前後の高アルカリ水で、分子が微細化して汚れを浮かせる働きがあります。

この2つを組み合わせることで、

  • セスキ: 油分を“化学的に中和”

  • 電解水: 汚れを“物理的に浮かせる”

という化学+物理のW作用が発揮されます。


💡その結果:

  • 軽い力で皮脂や油汚れがスルッと落ちる
  • こすり洗いが減り、生地や素材を傷めにくい
  • 洗剤成分が残らず、肌にもやさしい

つまり「セスキ+アルカリ電解水」は、“洗浄力とやさしさを両立できる組み合わせ”として最もバランスが良いクリーナーなのです。


皮脂や油のような酸性汚れにはセスキが効果的ですが、水アカ・石けんカスなどのアルカリ性汚れには、落ち落ちV クエン酸クリーナーが活躍します。

“酸とアルカリを使い分ける”ことで、家中の汚れを効率よく落とせます。

⑧ 専門視点で見る評価ポイント

  • 科学的合理性: 酸性汚れをアルカリで中和する王道アプローチ。

  • 安全性: 強アルカリではないため、皮膚刺激は少なめ。

  • 効果領域: 皮脂・油・手あかなど日常汚れに最適。

  • 制限素材: 金属やコーティング家具では注意が必要。

  • 環境性: 生分解性が高く、排水後も環境負荷が少ない。

⑨ シーン別活用アイデア集

「襟や袖の皮脂汚れ」に強いセスキ+アルカリ電解水は、衣類だけでなく家中の酸性汚れにも応用できる万能タイプ。

ここでは、“襟袖ケアのついでに”使える、実践的な活用アイデアを紹介します。

日常の汚れをやさしく落とすアルカリ洗浄のヒントとして活用してください。

👕 襟・袖ケア編

使う場面

  • ワイシャツ
  • ブラウスの襟元
  • 袖口

 

使い方

  • スプレー→2分放置→軽く揉んで洗濯

 

ポイント
酸性皮脂を中和して、白シャツの黄ばみを予防。

🧺 衣類・ファブリック編

使う場面

  • 枕カバー
  • 寝具
  • タオル

 

使い方

  • 軽くスプレー→洗濯前に5分置く

 

ポイント
皮脂や汗の酸化臭を抑え、ふんわり仕上げ。

🍳 キッチン編

使う場面

  • 換気扇
  • グリル
  • コンロまわり

 

使い方

  • スプレー→1分放置→布で拭く

 

ポイント
油汚れをアルカリで浮かせてツルツルに。

🖥 家電・ガジェット編

使う場面

  • リモコン
  • キーボード
  • 家電外装

 

使い方

  • クロスに吹き付けて拭く

 

ポイント
指紋・皮脂を取り、静電気も防ぐ。

🚗 車内ケア編

使う場面

  • ステアリング
  • ドアポケット


使い方

  • スプレーをクロスに含ませて拭く

 

ポイント
ベタつきや手あかをやさしく除去。

🧴 バッグ・小物編

使う場面

  • バッグの持ち手
  • 布マスク

 

使い方

  • 軽くスプレーして拭き取り

 

ポイント
 黒ずみや汗ジミを予防。

🪞 家具・インテリア編

使う場面

  •  テーブル
  • ドアノブ
  • スイッチまわり

 

使い方

  • 水拭き併用で拭く

 

ポイント
手あかや皮脂の蓄積を防ぎ、清潔を保つ。

💡 お手入れ+応用編

使う場面

  • ぬいぐるみ
  • 布靴
  • カーテンの裾

 

使い方

  • スプレー→軽く拭く

 

ポイント
皮脂・ホコリをまとめて落とす。


セスキのアルカリパワーは、衣類の皮脂汚れからキッチンの油汚れまで幅広く活躍します。

1本で家中の“酸性汚れ”に対応できるから、洗剤を増やさなくてもすっきり。

汚れを落とすたびに、素材にも手にもやさしい掃除習慣が身につきます。

⑩ 売り切れ時の代替案

店頭で「落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナー」が見つからないときは、汚れの種類に合わせた代替クリーナーを選ぶのがポイントです。

セスキが得意なのは“油・皮脂”。

アルカリ電解水や重曹と組み合わせると、より広い汚れに対応できます。

どれも100円ショップで入手しやすく、汚れの性質に応じて使い分けできます。

💧 アルカリ電解水クリーナー

特徴: 界面活性剤不使用で刺激が少なく、軽い油・手あか汚れに対応。
おすすめ: 家電・ドアノブ・車内の掃除に。
ポイント: セスキより穏やかで、毎日の拭き掃除に最適。

🧴 重曹+アルカリ電解水クリーナー

特徴: 微粒子の研磨力で、こびりついた油汚れを浮かせて落とす。
おすすめ: コンロ・グリル・鍋底などの焦げ付き汚れに。
ポイント: “軽いこすり洗い”で落ちる汚れを狙うならこれ。

🍋 クエン酸クリーナー

特徴: 酸性タイプで水アカや石けんカスを溶かす。
おすすめ: トイレ・蛇口・シンクまわりなどの水回りに。
ポイント: アルカリ汚れ(尿石・水垢)を落とす“逆属性クリーナー”。

🌷 ワンポイントまとめ

「酸性の汚れはアルカリで」「アルカリ汚れは酸で」。

この仕組みを意識するだけで、100円アイテムでも“科学的に正しい掃除”ができます。

⑪ Q&A(よくある質問)

Q1:セスキは漂白効果がありますか?
→ 漂白効果はありませんが、皮脂汚れを落とすことで白さが戻ります。

Q2:放置時間はどのくらい?
→ 2〜5分が目安。乾く前に拭き取るのがコツ。

Q3:襟元が黄ばむ原因は?
→ 皮脂と汗が酸化して固着。アルカリで中和すると落ちやすい。

Q4:洗濯前処理として使える?
→ はい。スプレー→軽く揉んで洗濯でOK。

Q5:色柄ものにも使える?
→ 基本OKですが、目立たない部分でテストを。

Q6:布以外の用途は?
→ ドアノブ・家電・車内などにも使えます。

⑫ 総合評価

評価項目 スコア(5段階)
洗浄力 4.4
素材安全性 4.7
コスパ 5.0
使いやすさ 4.6
襟袖汚れ除去適性 4.5
総合評価 ⭐️ 4.6 / 5.0

落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナーは、“衣類にも使える油汚れクリーナー”の決定版。

100円ながら、家庭洗浄科学の王道である「アルカリ中和」を正しく体感できる1本です。

⑬ まとめ

襟や袖の黄ばみは、時間が経つほど落としにくくなるもの。

でも、酸性汚れをアルカリで中和するというシンプルな理屈を知っていれば、強い洗剤を使わなくても十分きれいに戻せます。

「落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナー」は、そんな“科学でやさしく落とす”を実現する、日常洗いの頼れる1本です。

今日も、すこし暮らしが整いますように。

落ち落ちV全4種類の違いをまとめて知りたい方は → 【2025年最新・永久保存版】落ち落ちVシリーズ徹底比較レビュー

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